音楽は人生そのものなのだ! エチュードOp25-5(ショパン)
一応、アニメ遵守で書いてるんです。すいません。
ショパンのエチュードについては、今までこちゃこちゃと書いてしまったので、
まとめます。
それくらい好きなんです笑
ショパンのエチュードとは
…ショパンの半端ない技術を練習するための曲。です。
本来のエチュードはただの練習曲なんですけど、
ショパンのは聞き応えがある作りになっています。
特徴
① 聴いてて楽しい
前述の通り、技術力向上のための曲です。
そのため、早く弾いたり緩急をつけたりするところが多く、
素人でも楽しんで聴くことが出来ます。
② 時間が短い
推測ですが、クラシックにハマれない人(自分を含む)は
クラシックの演奏時間の長さに飽きたり寝たりするから
ではないでしょうか?
長くても5分、短いものだと1分を切るくらいの長さなので、
飽きることなく聴くことが出来ます。
曲の印象
アニメでは、有馬公生が毎報音楽コンクールで演奏した曲です。
相変わらず(笑)トラウマが克服できず、ガタガタの演奏になってしまうのですが、
宮園かをりの顔が思い浮かび、
キミのために弾こう。
と持ち直す一曲です。
公生が一歩大人になったと同時に、
作品自体も恋愛要素が絡みだすターニングポイントとなる曲でもありましたね。
なお、この演奏の後にも審査員長に面と向かって
「コンクールは自分探しの場所ではない」と苦言を呈されます。
曲
・難易度
・演奏方法
序盤は機械的に演奏し、終盤は感情が入ってくることが推奨される。
・作曲年
なぜアニメでこの曲が選ばれたか?
アニメでは、かをりが適当に選んだ曲です。
しかし、この選曲には意味があると考えてしまいます。
演奏方法が、「序盤が機械的、終盤は感情がこもる」となっているのですが
これは有馬公生の人生そのものに見えませんか?
ヒューマンメトロノームとして、楽譜に超忠実に演奏していた彼は
挫折の中で、宮園かをりという光を見つけて
感情豊かな演奏をするようになります。
後の話になるのですが、
公生のトラウマである「自分の演奏の音が聞こえないこと」を
師匠の紘子(ひろこ)さんから、
楽譜にとらわれない演奏が出来るといわれ、納得します。
これは、ずっと機械的に演奏していた公生が、
宮園かをりのように楽譜にとらわれない、
感情を乗せた演奏をするようになったということと捉えられます。